有機反応の反応機構について

最近、ブログを書くようになって有機反応の反応機構をいろいろと調べることが多くなりました。
出来るだけ正確を期し、正しい情報を公表したいからです。
ところが、この過程でこれまで自分では分かっていると思っていたものが、記事にするために細かく調べて行くと知識が曖昧だったことに気付きました。
記事にする内容は出来るだけ一次文献までさかのぼって調べてはいますが、膨大な文献と格闘なんてことになりかねません。
また、正確に反応機構を知りたくても、実はまだ議論に決着がついていないものもあったりします。

現在は、計算化学が進歩して理論計算が家庭用のパソコンでも簡単に出来るようになっていますので、今後は量子化学計算なども行って自分なりの考察、見解を含めたオリジナル性の高い記事を執筆出来ればと考えています。
まあ、有機合成研究者の常ですが、本業の勤務時間がブラックなので、十分な時間がとれるか怪しいですが。。。
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ChemDrawでの特殊記号の出し方

ChemDrawで作図しているとしばしば温度(℃)やオングストローム(Å)などの特殊記号を出す必要に迫られます。
このような時、これまでは以下のサイトなどを参考にしながらショートカットキーで対応していました。

http://orgchemical.seesaa.net/article/244513688.html

ノートパソコンを使っていると、ALTコードを出すためのテンキー入力が結構面倒です。
最近、ChemDrawを使っていて、もっと簡単に特殊記号を入力する方法があることに気がつきました。

知っている人からすると当たり前なのかもしれませんが、ChemDrawのツールバーのViewの中にあるShow Character Map Windowをクリックすると様々な記号が一覧となったウインドウが開きます。
この中から必要なものをクリックすると入力できます。
この表にはALTコードも表示されるので、ALTコードでの入力が好みであれば、ここから必要なALTコードを探せます。

バージョンによって使えたり使えなかったりするのかもしれません。
ちなみに自分の使っているバージョンは、Chem BioDraw Ultra Ver.12.0 windows版です。
残念ながら、古いバージョンやMacは手元にないので確認できません。

既に20年近くChemDrawを使っているのですが、いまさら気付きました。